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テレワークを変えて行く子育て。子育てを変えるテレワークで変えていく

子育てをテレワークで変えていく。テレワークの効能と課題

男女雇用機会均等法の浸透によって、少子高齢化が始まったような気がします。さらに、少人数保育も始まり、保育園の定員も少なくなりました
女性にとって、出産可能な時期は限られます。そしてその時期は、会社において自分のポジションが決まる大切な時期とも重なります。

昔のように、会社勤務は結婚までの腰掛、寿退社というものではなくなり、女性の才能もまた社会形成、会社の働き手の一人として重要視されています。
ある意味、結婚はいつでもできるのです。しかし、出産や子育てを視野に入れた年齢の期間はそう長くはありません。仕事に邁進していると、高齢出産を望むために費用面でも精神面でも負担がある不妊治療を選択しなければなりません。

しかし、ポジションが決まらない年齢層での出産は、産休育休を経てそのまま退社に至るか、会社に戻って来ても子育ての状態によって自由な部署(閑職)への異動になる場合も多いです。つまり、自分のスキルを活かしきることができない。

本音としては、仕事での成果も得たい、子供も欲しいという二本立ての人生の中で、どちらかを選ばなければならない
これでは、男女雇用機会均等法は平等とは言えませんよね。往々にして子育てに関知せず、怠慢に働くだけの男性より、時として女性の方がはるかに能力がある場合もあるのだから。

そんな女性のジレンマ、会社側の男性社会だけに頼らない発展の仕方などいろいろな試行錯誤から、テレワークと言う働き方が生まれました。
もちろん、テレワークの先鞭はきっと男性で試されたのだと思えることはふんだんになりますが、女性に置き換えた時意外とマッチしたというのが本当のところかもしれません。

女性の出産と仕事

まず、産休中(出産前)から、テレワークをすることが可能です。普通は予定日前後3週間~が普通ですが、テレワークをすることで、臨月前からの取得ができます。身体の動きがしんどくなる前に、通勤時間など煩わしい行動をしなくていいのです。テレワークしつつも、身体が辛い時は休憩をすることができます。

そして予定日に近づくにつれて、余裕を持って引継ぎをすることができます。勤務しながらですと、引継ぎがバタバタになりがちですが、テレワークの場合はすべてがパソコンやスマホといったITツールの中に記録が残るわけですから、出産が急に速まった場合でも、会社内での処理が可能です~通勤中であると、取引先との関係が途中で途切れてしまう場合も想定できます。

出産ぐらいは、産休と言うきちんとした休みの中で、ゆったり行いたい、行ってもらいたいところですが、そういってばかりの会社ばかりでもないからです。予定日の3週前からは完全にOFFとしても、1~2か月前からテレワークに切り替えることで、仕事の分担もスムーズにいくはずです。

そして、出産。
産後21日(3週)は、日本で古来から言われている過ごし方です。もどかしいでしょうが、新米ママとして、また産後の身体を労わることを優先させるとして、ここはしっかり休んでください。赤ちゃんのお世話だけに集中して、書類を読むとかSNSをするとかは控えてください(女性の身体の仕組みとして、産後に無理をすると、将来的にひどい更年期がくるとされています。若い時は無理は聞きますが、定年後が輝けない未来になります)。

その後100日までは、身体を元に戻す努力をしましょう。赤ちゃんが寝ている時間を見計らって、ウォーキングなど下半身を鍛えるようにするとベストです。そして、このころから、少しずつテレワークという勤務を増やしていきましょう。突然100%の仕事量に戻してしまうと、初めての子育て(何回出産経験しても、子供の個性によって子育ての仕方は同じではありません)だけでも戸惑っているのに、出産前と同じ状態で仕事ができるわけがありません。できるという女性がいたら、どちらかは確実に手を抜いているということになります。

テレワークは、産後の身体にも優しい働き方であると思います。監視ツールを通して、産後の身体の戻り具合が、会社に伝わるからです。
徐々にテレワークをして、通常の仕事量に戻していきましょう。ただ、勤務時の70~80%できればよし(なんなら50%)としないと、両立できません。

開いている時間に自分ができる量の仕事をこなす。できないと思ったら、同僚と言う仲間に早めにSOSを出せる柔軟さを持ちましょう。
仕事の代わりは会社にたくさんいます。でも、赤ちゃんにとって、お母さんはあなただけなのです。

保育園問題

子どもは日々成長していきます。そのうちに90%の力で仕事ができる日も確実にきます。そして、保育園に預けて、会社に戻りたいという気持ちが高まってくると思います。しかし、保育園は家庭ではありません。ちょっと平熱より高い、怪我をしたなどで、呼び出されることもあります。病気の子の様子を見てくれる保育園はほんのわずかです。

また、完璧に仕事をこなしたい。子供がいるからを言い訳にしたくないにしても、延長保育にも限度があります。保育士さんも一人の労働者であり、他の保育園に子供を預けていることもあるからです。
遅くまで仕事したいと願ってもそれをするには、ベビーシッターを雇う。もしくは、一度保育園にお迎えに行き、夜間保育園に再び預けなければなりません。それは、あなたの負担であると同時に、子供にとってとてつもない負担を強いることになります。

繰り返しますが、そのためにテレワークがあるのです。
もちろん、保育園に当たる人ばかりではないのです。ですから、子育ての期間は、テレワークできちんと会社に貢献していくという働き方がベストだと思えます。

参観日などの行事にも堂々と行けますしね。
子どもの成長はとても早いものです。初めて寝返りした、お座りをした、ハイハイをした、タッチをした、一歩歩けるようになった。それらの瞬間を見てみたくありませんか。テレワークだと可能なのです。

そんなわがままな働き方をして会社的にはOKなのかと思うこともあるでしょう。OKなんです。女性の離職率は、相変わらず高いです。そして、子育てが終わった女性の再雇用率は、相変わらず低いです。素晴らしいスキルを持っていても、それを活かせる職場が子育ての後にあるかというと、はなはだ疑問です。
女性としてのものの考え方も会社には必要です。女性としてよりも、出産を経験した人間だからできる発想が、会社の可能性を高めることもあります。

また一人の女性としても、子育てだけの人生だと、「名前を無くした女神」こと〇〇ちゃんのママという自分が自分でなくなります。男社会の中で負けずに働いてきた女性こそが陥る穴です。確かに保育園とか公園とかならそれで妥協しましょう。

でも、テレワークしている時間帯は、一人の自分に戻れるのです。会社の同僚とコミュニケーションをはかることで、子育てだけに煮詰まることもなくなると思います。たまに出勤を組み入れると、完全職場復帰までの訓練もできるかと思います。

なにより、経済的に配慮に依存しているという敗北感はなくなります(家庭や子供は、夫婦共有の人生なので、依存という考え方こそ敗北です)。
子育てをこなしながら、仕事のスキルもあげていく。テレワークには、そんな可能性を秘めています。

テレワークが普及したら、少子高齢化にも歯止めがかかるはずです。そして、「ママお仕事してるのよ」と電話中に子供をぶったりする虐待も少なくなるかと思います。心に余裕ができる人生を送ることが出来ます。

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