ノウハウ

テレワークのためにビジネスホテルを利用する

新型コロナウィルスの影響で、急遽テレワークになってしまったけれど、子供たちも学校が休業で家にいるし、自分のための書斎もない。どうしても落ち着いた環境で仕事ができない。

近くのコワーキングスペースも、人の出入りがあり、感染予防対策が完ぺきではない。そんな時、あなたは、テレワークをどこでやりますか?

目論見の外れたホテルの乱立

ホテルがあります。ホテルは、2020年の東京オリンピックのインバウンド需要を見込んで、東京から新幹線で2時間半程度かかる地方都市の駅前にも乱立しました。

本来であれば、もう今の時期には、オリンピックのチケットは手に入らなかったけれど、日本の春を眺めてみたいという人たちで全国がにぎわうはずでした。

そのために、テレワークが推奨されましたね。テレワーク、フレックスタイム、時差出勤を行うことで、電車の日本人乗客を減らし、海外の方にゆとりを持って乗ってもらう。そんな感じに、行政も、それに協力する会社も動いていたと思います。

しかし、年が明けて、新型ウィルス勃発です。街ではマスクがない、消毒用アルコールがない状態に。お店に買いに行って必要なものがないと、ただ帰るのが惜しい人が多いために、一時期ティッシュペーパーやトイレットペーパーまで店頭から消えました~物流業者の意気込みで、それは10日ほどで解消されましたが。

そして、大丈夫だと言っていたIOCが重い腰をあげて、オリンピックは1年の延期となりましたね。それからの感染者の増加は目を見張るほどです。

検査が追い付かず、一番罹患者の多い東京都でも毎日200人前後しか感染者は出ていませんが、自主隔離している人をちゃんと検査してみたら、実はもっと多かったということもありだと思います。

こんな時期に、ホテルで泊まる人はいるでしょうか。今、日本には海外から人が入ってこられない状態になっています。インバウンドは、まったく見込めません。

インバウンド需要のために、改装したホテルや、新築したホテルは、このままお客さんが来ないで倒産するのを待つだけなのか。いえいえ、ホテル業界も黙ってはいませんでした。

テレワークを、ホテルで

「テレワーク」のために、デイユースプラン(日帰り)プランを立ち上げたのです。そもそも改装の時点で、Wi-Fiも完備されています。また、電源や充電器の準備もしています。

ビジネスホテルだからこそ、デスクはありますよね。完全個室なので、セキュリティも守られます。

テレビ会議の時も、背景を気にせずに思う存分、仕事についての議論をなさってください。「テレワーク」としての使い方は、仕事ばかりではありません。

デーユースプランで、約8時間。日頃一人で自宅作業していてたまった疲れを取るということもできます。

自宅では全く一人ですよね。誰にも遠慮する必要がない。逆に言うと、今の状況で一人でいて大丈夫かなという不満がたまって、不眠が続いていませんか。

今の時期は、できるだけ人との接触を控えることが重要です。友人や恋人に来てもらって、どちらかがうつったり、うつしたりするということも十分に考えられます。そんなことを考えてると、いくらLineでつながっていても孤独になりますね。

だから、ビジネスホテルに行って、ホテルの人が守ってくれていると言う環境で眠るのです。家ではなかなか効かない眠剤も、効き目は倍増してくると思います。

誰かがいる。一人ではないと言うことで、心の健康を回復させるのです。ホテルの遮光カーテンは最強ですし、室温も保たれているので、しっかり眠れます。

レジャーのような外出はできないけれど、ビジネスホテルならば、衛生環境もある程度守られており(1客ごとに消毒と掃除を行っている)、気分転換にもなります。そのような使い方もできるのです。

どのくらい費用がかかるの?

では、費用はどのくらいかかるか。お安いところで食事なしコースで2000円から利用できます。だいたいは、食事なしで3000円でしょうか。泊りのお客さんのチェックアウト後の9時から、夕方5時まで約8時間使用できるところが多いようです。

お値段が高くなりますが、昼食が付いているところや飲み物飲み放題(ソフトドリンクに限る)のところもあります。併設されたカフェやレストランでとることもできますし、ルームサービスも利用できます。シャワーもベットも使い放題です。

使用時間は、最も集中して使いたい3時間コースや、すこしゆったりして過ごす5時間コース、テレワークはすべてビジネスホテルで完了する8時間コースなど各種設定されています。

ランチ付きで12時間滞在で6500円のコースを用意しているホテルもあります。ホテルニューオータニでは、一泊コースで25000円というのもあります

温泉宿でも、湯治しながらテレワーク

その他に、感染を、他都道府県に広げないために、自分の住まいのある都道府県の温泉街も意外と、使うことができます。温泉は意外というか当たり前というか、衛生管理がきちんとしています。

湯治プランとして、パソコン一つ持って、しばらくの間連泊してはどうでしょう。とにかく静かです。食事も自分で用意することはありませんし、換気をかねて(自分ではなかなかしずらい)毎日のお掃除を頼むこともできます。

フロントにお願いすると、資料のプリントアウトもサービスでしてくれます。FAXも当然送ることが出来ます。

今、温泉旅館は、Wi-Fi、通信環境の設備充実に力を入れているので、仕事には支障が出ません。郵便物もフロントに頼んでおけば、出してももらえますし、受け取ってももらえます。

観光と言う宿泊ではないので、毎日の食事は、家庭で出るものにプラス土地のもの。テレワークで、毎日自分で作っていた人は、この上げ膳はとても助かると思います。おかみさんの年代によっては、「お袋の味」を楽しむことができます。

一例をあげますと、宮城県大崎市にある川渡温泉の「越後屋旅館」さんは、フロントにサービスパソコンも設置してあり、観光で行っても1泊7000円台のリーズナブルな料金で利用できます。すごく鄙びているので、仕事の能率もあがります。

温泉旅館のいいところは、いわずもがな、温泉です。温泉に入って、疲れだけでなく、パソコンを打ち過ぎた腕や、毎日デスクに座りっぱなしでなってしまった腰痛を緩和することが出来ます。

なによりも、大きなお風呂で(時間帯によっては、貸し切り状態になります)身体をのびのびさせることで、ストレスも減っていくのではないでしょうか。

「テレワーク」宿泊プランには、家族で行けるコテージタイプもあります。が、それは、仕事できる環境かと言えば、家族も出来る限りのレジャーを楽しみたいと思いますし、自粛要請がある現在では、使えないプランではないかなと思います。また自分の住む自治体に、そのようなプランがなければ、県境越えをしなければなりません。それは避けたいですね。

ビジネスホテルにしても、温泉旅館にしても、あくまでも、テレワークと、心身のリラックスをはかるために、1人での利用をおススメします。インバウンド向けの設備によって、テレワークがしやすくなっているので、ぜひ利用してみてください。

なお、費用に関しては、自宅に家族がいるなど状況を説明できるならば、ある程度会社で診てもらえる場合もあります。是非相談してみてください。

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