ノウハウ

薬だけもらうための再診時間をなくすために~テレワークとオンライン診療

毎月病院に通っている場合、年に何回かは採血して、薬の見直しをしなければならくなります。
基本的には、「かわりないですか」「ないです」。

3分間診療というより短い。一往復の会話をすることで処方箋を書いてもらって、調剤薬局行って、いつもと同じ薬をもらって帰るのに、だいたい3時間。マックス7時間待ったこともありました。

大学病院や市民病院的な大病院は、だいたいが勤務医=どんなに患者を診ても低額のお給料。患者が来なくったって、経営陣がなんとかしますから、ほとんどがつぶれません。

逆に大病院のほうが、患者のノルマをこなさなくてもいいので、10分くらい雑談が出来ます。調剤薬局も、特殊な病名じゃない限り、門前を選ぶこともなく、自宅の近くの行きつけにFAXで送ってくれるので、マックス2時間程度で帰ってこられます。

大病院と地元の医院(クリニック)はなにが違うか。クリニックは個人経営。入院日数規制の法律が出来てから、入院させると逆に、医師自身も24時間拘束されるし、夜勤のナースの賃金もかかりますので、入院をさせなくなってのクリニックです。

入院させないという減収分をなにで補うかというと、再診料です。「かわりないですか」「ないです」という会話です。
これに関しては、患者本人ではなく、家族(家族がいない人は準じる人)でもOKです。

仮に電話で「お薬お願いします」で薬が出るなら、処方箋料700円程度(3割なので、病院に入るのは2300円くらい)しか入りません。入院設備を持たないクリニックで、処方箋だけでナースや事務員を雇い、医師自身の儲けを出すためには、一日130人は最低来てもらわないと、毎月存続はできないと聞きます。

もちろん、日数制限のない薬や精神科などの特殊な診療科だと、お薬だけ電話でお願いできるシステムもあります(電話で医師と話して、再診料を加算する。病状に関する質問に関しては、電話した都度、再診料が加算されていく)。

新型ウィルスの蔓延は、この医療制度をある意味、変えて行くことになると思います。今は、特別措置と言うことで、薬は電話でもOK。

近くの調剤薬局迄FAXで送ってくれます(地域によっては、やはり病院の受付に処方箋の本ぽんを取りに行って、薬局で薬をもらうときに交換してというところもあります)。

医師も一人の人間なので、患者からうつるわけにはいかないし(クリニック医師は、毎年インフルエンザは罹患していたりする)、ナースや職員から罹患者を出すわけにもいかないので、マスクのみならずゴーグルも装着始めました。少々収入が減っても、まずは自分の命が大切というわけです。

医療における「テレワーク」であるオンライン診療(遠隔診療)は、無医村地帯、もよりの病院が遠い地帯で実験的に始まっていました。その後押しをしたのは、東日本大震災でした。

再開業するには費用がかかりすぎる。といって医師を雇ってくるには、行政財源がない。そこで、ナースだけ地元で調達して、大学病院など大病院の専門医とオンラインでつなぎ、診察を行うのです。

「かわりないですか」「ないです」には、いつも通り薬を処方する。ナースが血圧や心音を聞いて、また調子が悪いという訴えを聞いて、その情報を精査します。

そして、直接の診察が必要であれば、一番近い病院に委託します。そこでなんでもなければ、遠隔診療に戻る。異常があれば、大学病院などの主治医のところに行く。

時短にもなりますし、毎月通院しなければならない手間を省くことが出来ます。
実験的にでも、このシステムが始まっていたことによって、新型コロナウィルスの診察にも対応ができるようになったのです。

はじめにお話しておきますが、いきなり大学病院にかかることはできません。できたとしても、医療費は近所の病院にかかるよりも多くなります。

かかりつけ医(会社には、産業医がいることもありますね)になら、オンラインでの診察をしてもらえます。
前記しましたが、医師も今は緊急時なので自分の命を守らなければならない。空気感染飛沫感染など未だ感染ルートはわかっていないけれど、少なくとも、パソコン上で対面することに関しては、医師患者双方が罹患しません。

できれば、家に、体温計や血圧計があるとベストです。でも、今は、マスクやアルコール消毒薬の陰に隠れていますが、日本製の体温計も品不足で簡単には手に入りません。

なので、体調が悪くなった経過を、日記上に細かく書いていて、それとパソコン画面に映った顔や体を見て診察をしてもらいます。

直接診てもらうよりは、「この病気だ!」と的確に判断してもらえないかもしれません。でも、自分で体調が悪いなと悶々としているより、医師と言う専門家と話をして本当に病気なのか、気のせいなのかは判断してもらえると思います。

これはもう性善説に立ってとしか言いようがないですが、パソコン画面上に保険証を提示して、支払い用のクレジットカードも提示します。それで手続き完了です。

なにがいいか。往復の時間がまずカットされます。おそらく予約制になっているので、待ち時間もない。身体がしんどければ、直前まで布団で寝ていてもいい。

パソコン画面に映った姿や状態を聞いて、家で寝ているだけでは悪化する恐れがある場合は、自分の病院、あるいは近所の大きな病院へと、診察ルートを医師が作ってくれます。その際に救急車が必要なのか、タクシーなのか、公共交通機関でも大丈夫なのかも指示してくれるはずです。

自分で救急車をタクシー代わりに呼んでやみくもにコンビニ診療するより、病院にとっても自分自身にとっても有益な医療の姿です。

緊急な状況を除いて、このパソコン診断のシステムは、ネット上で数年前から構築されています。パソコン上で予約とクレジットカード支払いを済ませ、予約時間に医師と状況について話し合い、支持を仰ぎます。

私が受けたネット診療は、ベテラン医師のものではなく、まだ発展途上中の若い医師たちのグループが作ったサイトでした。このサイトに関しては、保険がきかないシステムになっていました。自費でしたが、20分の相談で1500円程度でした。

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