ノウハウ

テレワーク用の防音性個室ブースについてー集中できる?個室型テレワークスペースについて

テレワーカーにとって、仕事をする際にいくつか必要な環境があります。
特に、自宅で仕事をする場合、独身一人暮らしならば無音状態(お隣などに、過激な音を出す人が住んでいない。音に非常に神経質な体質でない)ですが、子育てや介護をしているとそういうわけにもいきません。けれど、これらは、自分も介在する家庭内の業務なので、その時間帯は仕事をしないという方法があります

しかし、実家住まいや、家族の誰かしらが常に在宅の場合は、ここから頑張らなければならない瞬間に、テレビの音が高くなるとか掃除機の音とか、ご近所のが来ておしゃべりをするとか、ありますよね。せっかく、力が入ったところに、がっくりです。
今、仕上げようと思ったアイディアさえも、どこかにいってしまう場合があります。

テレワークに必要なのは、集中して仕事ができる環境

これは、コワーキングスペースにおいてもそうです。図書館の自習室は、鉛筆で書かれる音や誰かがペットボトルで水分を取る音すら気になる場合があります。
コワーキングスペースは、それよりも、普通に音がする場所です。各々のデスクはマジ切られているにしても、音はもれます。

それでも、間仕切りのない会社のデスクの作業を考えたら、静かな方かもしれません。
それでも、せっかく使用料を支払ってコワーキングスペースを使っているのに、悪意はないにせよ誰かが出した音で、自分の発想が途切れるのは嫌なものです。

「誰にも邪魔されずに作業に打ち込みたい」。そう願うときに、自宅でも生活音がする、コワーキングスペースでも音がする。
自分が出す音以外の音がない場所で、集中して仕事をするためには、どうしたらいいでしょうか。

個室ブース「テレキューブ」という新しい試み

小田急電鉄の2駅には、防音性の高い個室型コミュニケーションブース「テレキューブ」が2019年10月から、試験的に設置されています。
「テレキューブ」は、ビジネスパーソンが周囲に気兼ねなく働けるセキュリティの高いコミュニケションスペースをコンセプトに作られた個室ブースです。
テレワーカーにとって、移動の合間において資料作成ができたり、外出先でのビジネスに関する電話が必要な場合に「誰にも聞かれることがなく」使えるスペースです。

今のところ、経堂駅と町田駅にあります。利用できる時間は、9時から20時まで。利用時間は、15分単位で250円です。会員登録をして、どちらの駅を使うか選択します。予約を行って、QRコードを使って入室できます。つまり、通りすがりの人がスマホでしゃべることに使っていたり、パソコンでなにかをしていたりということはないのです。予約した時間はあなた専用のオフィスなのです。ただ、デメリットとして、予約を越えた時間は使用できないので、長引きそうな会議の時は、事前に多めの時間での予約が必須と思えます。

「テレキューブ」は、テーブルや椅子、電源コンセントなどを備えた防音型であり、セキュリティが保たれる静かな環境です。資料作成やメールなどの業務、電話や緊急のWeb会議などのコミュニケーションが可能です。
働く場所を選ばない人たちのための生産性向上に貢献ができます。周囲の目を気にすることがありません。秘匿性の高い情報を働く人は扱っているものです。それは、同業者でもない人が見たとしてなにを意味するかわからなくても、やはりセキュリティ保持的にはまずいことです。秘匿性を保てるからこそ進められる業務があります。また、遠隔地で行われている会議に、自宅ではない場所から参加する。防音された集中できる空間から、快適に参加することが出来る個人的オフィスとなります。

個室ブースは、「テレキューブ」だけではない

富士ゼロックスと東京メトロが建っ作を組んだ個室型ワークスペース「CocoDesk」という場所も、2020年2月より使用が開始されました。利用料金は、やはり、15分単位で250円からです。
富士ゼロックスというオフィス用品のプロが手掛けただけのこともあります。実証実験を行い、その検証に基づいた、快適な広さ(息苦しくないスペース)。電源コンセントとWi-Fi、ディスプレイなど完備。エアコンによって温度調節も自由にできます。防音パネルを備えた静音個室のために、セキュリティも確保できます。

地下鉄から降りた瞬間に、仕事をすることができるので、タイムロスはないといえます。
こちらも、Webから会員登録後、利用者Webサイトにログインします。場所と時間を選んで予約。予約時間になると、サイト上に開錠キーが表示されるので、予約したブースで、キーを入力すれば利用が出来ます。
予約は、14日前からできます。現時点で、10駅に設置されています。

カラオケ店で、テレワーク

新型コロナウィルスの影響で、人が集まることが好ましい状態ではなくなりました。飲食店もどこも閑古鳥です。
たとえばこの春休みの時期に、学生さんの利用を毎年期待していたカラオケ店は、確実に深刻な状態です。
そんなピンチを、チャンスととらえたカラオケチェーン店があります。「カラオケパセラ」です。
テレワークは、基本お一人様利用です。集団クラスターが発生する危険性はありません。

元々、2015年より「パセラのコワーク」を運営していた実績があります。
現在は、都内の14店舗に限られていますが、順次「おしごとパセラ」の名称で、カラオケ店、息の詰まらない、一人には十分すぎる広々とした個室で仕事をすることができます。

  • 広々とした室内と、リラックスして作業を行えるソファー-室内に作業用のデスクが用意されています。お疲れになったら、カラオケで利用するソファーで、リラックスすることも可能です。
  • 大型テレビモニター完備-各ルームに、50インチ以上の大きなモニター完備。スマホやパソコンを繋げて、テレビ会議をすることができます。また、資料を写したりすることが可能です。
  • 便利な無料貸し出し備品-モニター出力用接続ケーブル、デスクライト、筆記用具(鉛筆、鉛筆削り、消しゴム、定規、ステプラー、ハサミ等)
  • Wi-Fi無料-Free Wi-Fiに接続できるので、オンラインの作業も、残ギガを気にしないでできます。
  • 通常価格400円引き。ドリンク1時間ごと1杯無料

4種類のランチから1品税込み500円で注文できるので、一日仕事していても、お昼の心配はありません。また、1時間ごとに飲み物1杯無料サービスなので、自宅のように自分で用意する手間が省けます。
利用料金は、1時間500円。2時間1000円。3時間1500円。延長は10分単位で100円。上限2000円まで。3時間で予約して、2000円分で3時間越え。6時間あったら、一つの案件は片付くかと思われます。

会議室の利用は、レギュラールーム1時間で3000円、ラージルームで5000円。しかし、これは今の時期はさけたいところです。自分のためだけでなく、会議のために集まる他の人のため、感染者を出した際に営業停止になるパセラのため、行き帰りにすれ違う不特定多数の人のためでもあります。

些細な問題点

書類を作る、連絡を取る。これについては、上記の場所は、防音面でとてもいいと思われます。
しかし、一つに、プリンターやFAXの設備がないので、業務がそこで完了となるわけではありません。
もう一つは、駅ですぐに使いたい場合でも予約が必要なこと。カラオケ店でも満員の場合は使えないこと。

すべてにおいて、テレワーク業務の完遂は難しいので、家に持ち帰ることになったり、せっかく行ったのに、無駄足になる場合もあります。
それでも、家では気が散る。コワーキングスペースでは、落ち着かないといった場合は、こういう場所の利用もできます。
テレワークの働く場所は、これからどんどん広がっていくと思われます。

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