ノウハウ

結果を出せるか否か~テレワークと成果主義時代について

医療的テレワークの在り方

これは、一例に過ぎないが、チャットも普及している現代。直接対面しないと処方箋は書けないという働き方ではなく、それこそテレワーク。遠隔で診断ができる医療も多数分野あると思う。

この感染源が全く分からない、飛沫感染なのか空気感染なのか、クラスターなのか。そんな中で手術を必要とする診療以外は、ほとんどがテレワークの範疇でできやしないだろうか。テレワークと言っても、医師たちは病院内に待機している。
会社で言うところの取引先、お客さんである患者がテレワークとして、自宅で診療してもらうというスタイルだ。

処方箋を出すだけでは、個人病院は立ち行かなくなってしまい、病院の倒産が続出すると医師会はいやがっている。しかし、そういう遠隔診療、処方箋を何度も繰り返し使えることで、無駄な医療費を減らして成功している国をモデルスタイルにすればいい話だ。

災害に弱い通勤という働き方

それは、新型コロナウィルスの罹患だけではなく、2011年の東日本大震災の帰宅困難者の行列を見てもそうであるし、昨年来の想定以上の自然災害時にもまた、自宅の整理もつかないまま、電車も止まっているのに、会社に通勤しなければならなかった東京近郊の県のサラリーマンを見てもそうである。

仮に、テレワークが認められていれば、仕事内容は指示系統次第で柔軟に変えることができる。会社に出てきてばかりの労働ではなく、被災処理をしながら、自分の責任における仕事をこなすこともできる。また、被災しておらず、仕事がちょっと増えても余力のあるテレワーカーに回すことができる。

しかし、テレワークは、ある程度の下準備が必要であり、災害になりました感染症が流行しましたからと言って、明日からできるものではない。
それでも、一つの企業体とすれば、始まったばかりの今年度の検討項目には含めなければならない課題である。

能力主義と言う人間関係

今までの働き方は、能力主義であった。能力とは、自分が決めるものではない。上司と呼ばれる縦の関係の者が、仕事の取組み方、熱意、そして結果を、私的感情で判断して、できる社員と使えない社員を決める。その上司のお気に入りの社員は、その能力を、必要以上に認められる。しかし、そりが合わない社員は、どんなにがんばっても、数字に結びつかなければ、ダメ社員の烙印を押される。
職場には、仕事以外に、面倒くさい人間関係が存在し、そこをクリアしないと、「自分の仕事」が出来ない状態である。

会社と言うところは、仲良しチームを作る場ではない。人間関係が良ければそれはそれで、仕事の能率につながるものであるから問題がないが、殺伐とした会社が成果を上げられるわけがない。成果を上げているとしたら、ブラック企業と呼ばれる、トップに立つものだけが金銭的に豊かになり、末端の社員はサービス残業サービス早出で人間らしい働き方はできていない場合が多い。
会社というのは、会社のための利益があがればいいのではないか。
そのためには、会社に毎日通勤して決まった場所で働かなければできないというわけではない。

人生において、若い時に叱咤激励をしつつ仕事を教えてくれた先輩や上司に感謝する時期もあるだろうけれど、役職に関わらず、自分の仕事を忠実にこなせればいいのではないだろうか。
人間関係のないところで、仕事は成立しないと言う人はいるだろう。でも、目の前の書類を作るのは、叱咤激励してくれる人ではなく、自分自身なのである。

テレワークは、人間関係を見直すきっかけになる

テレワークは自己管理だ。自己管理できない人にはできない。でも、少なくとも、上司にわけもわからず叱られることもなく、早く帰りたいがための同僚が出来なかった仕事を代わりにやる必要もない。
テレワークこそ、本当に自分の「能力」が出るものだ。
1人で黙々とその日の仕事のノルマをこなすことで、会社はスムーズに翌日の仕事を続けることが出来る。本来仕事は、それでいいのではないだろうか。

理不尽な人間関係がなくなったことで、仕事がはかどることは言うまでもない。「なんにもせんむ」のジョークがあるように、子羊が逃げて行かないことを見守る羊飼いのように管理者はいる。自分自身は判子を押すだけしか仕事がない課長とか部長とか言われる役職に、自分の仕事を投げてみるといい。現役ではないから、処理しかねる場合がある。あるいはパソコンやコピー機を使いこなせなくて、足手まといになる場合も十分ある。
掛け声だけの上司はいらないのだ。

これからは、成果主義の時代

テレワークという言葉はよく耳にするが、総務省の「通信利用動向調査」によると、テレワーク導入企業はまだ2割にも届いていない。さらにテレワークをするワーカーは5%未満だと言う。新しい横文字が大好きな日本人は、テレワークという言葉は普及させているが、実質はまだ、導入部にも至っていない。

テレワークは、まだまだこれから始まっていく働き方なのだ。
テレワークが普及した時点のことはある程度想像は出来る。人間関係が仕事の上で排除されているので、純粋に自分の仕事だけを行えばいい。顧客との打ち合わせの大半は、接客業である営業社員が引き受けてくれる。それでも、打ち合わせが必要な部分は、テレビチャットを使って、どこにいても行うことが出来る。
生活自体も、律することで逆に充実する。ONとOFFをしっかりスケジューリングすることで、身体を壊すこともない。
なにより、通勤がないから、不要不急の外出をすることがない。感染症を拾ってしまう危険性もかなり少なくなることだろう。

また自然災害時も自分や家族の身を最優先で守ることが出来る。
心身共に万全な状態の中で行う仕事は、より能率的で、かつ、成果が見込めるものではないだろうか。
成果は、会社に利益をもたらす。過剰な利益は、社員に還元され、昇給の可能性もあるだろう。昇給は、絵に描いた餅ではなくなるはずだ。

会社としては、住居手当は当然だが、通勤手当を出すことがなくなるという経費節減もできるのだから、それを別な手当てに振り替えて、昇給につなげることができるというメリットもあるのだ。
無駄な人間関係。そして、自然の猛威と闘わなくていい。
テレワークは、個を大切にする中で、これから様々な成果を生み出していく働き方であろう。

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