ノウハウ

テレワークが始まって、わが社が出した決まりは?

そもそも、2020年3月以前からテレワークを始めていた会社では、たぶん、テレワーク人材が増えてもそんなに大きな問題は起こってはいないと思います。

テレワークという仕事を、よく吟味して、社風に合わせて、テレワークを行う決まり事をあらかじめ決めているからです。それも、一つ問題点が起きれば、それに対する訂正もなされてきて、試行錯誤の上で盤石なテレワークシステムが構築されていると思います。

しかし、新型コロナウィルスの拡大に伴って、急遽、テレワークを開始した会社では、部署ごとにいろいろな問題が勃発しているようです。

今回はその一つ一つを拾ってみたいと思います。

大手総合電機メーカーの場合

  • 業務時間中のお洗濯や買い物は禁止
  • 「今、テレビ見ていただろう」と不意打ちに連絡が来る
  • 無駄な業務報告~仕事中に小刻みに今なにをやっているのか報告しなければならない
  • 10分で終わる会議が1時間かかる

大手だから、整備ができているのかと思いきや、なかなかのハードルですね。テレワークは、テレビ会議とか全員が集まらなければならない時間以外、始業も終業も自分の自由に委ねられます。だからこそ、責任感が試されるような気がして、仕事に邁進するというものです。

確かに、テレビ会議の最中に洗濯物を干すのはNGかと思いますが、画面に映り込んでいる洗濯物は、朝仕事前に干したものか前日に乾かなかったものとか想像力が、男性陣には働かないのでしょうね。

仕事の時に、BGMをかけるとはかどる。ラジオをかけっぱなしの人もいるでしょう。時計代わりにテレビの視聴タイマーを利用している人もいます。部屋という無音の中に、違う音が混ざっていたからといって、=テレビとするのは、自分がやっているか、昭和の上司の発想ですね。

業務報告は、1日一回の作業日報で大丈夫だと考えられます。まるで、小さな子供をお留守番させて、こまめに電話するお母さんのような上司です。

そして、新しい会議法であるテレビ会議にテンションを高めている上司。これは、確実に、結婚式でビデオカメラを回した世代です。全国中継だと思っているのかしら。

大手だからこそ、こんな子供みたいな仕事をこれからも先続けて行ったら、業務が立ち行かなくなります。上司だとか部下だとかそんな問題ではなく、テレワークと言うのは、会社の利益があがる効率的な働き方だと、逆に部下から時間の割り振りとか提案したい事例です。

夫婦ともテレワークになった家庭

妻の会社の決まりで、妻は毎日スーツ着用。夫の会社は、ある程度カジュアルでもいいのでしょう。この家は、妻の方が近々にテレワークになりました。

服装は、清潔できちんとして、相手に失礼でなければ、ある意味なんでもいいのです。これから夏になって、クールビズが始まります~もう始まっている役所はあります。

女性社員にだけ、暑苦しいスーツを求めるのは、セクハラ、パワハラ、モラハラ全部の要素が含まれます。いきなりキャミソールはいかがかと思いますが、女性社員内で、どこまでだと、仕事しやすい服装か提案をするべきですね。

女子社員に課せられたこと

オンライン(テレビ会議使用)の団扇背をしている時に、「メイクしている?」と男性社員のチェックが入る。

お化粧の問題は永久に続きます。「君の年齢になったら、素肌のままでは失礼だよ」という女子と「素肌でもきれいだけど、口紅ひいたら、もっときれいになると思うな」と言う上司では、どちらが、印象がいいでしょうか。

お化粧は、確かにマナーですが、敏感肌でお化粧が出来ない女性社員は今までも在籍していたはずです。

「だったら、男性社員も、顎が青くならないうちに、一日三回髭をそってください」と返してもなんら問題がありません。お化粧を求めるならば、化粧品手当てを出してくれと陳情しましょう。

まだまだハードルが高い

テレワークが具体化し始めると、「テレワークはダメ。サボるかもしれない」と上から圧力がかかり、毎週白紙に戻る。

この会社は、中堅以下の社員の中で、テレワークのプランはもうできあがって、それを実行するばかりになっています。もちろん、やってみてうまくいかないことは訂正されて進行していくはずです。

なのに、テレワーク=サボるは、上司自身が今までやって来たことの「答え」なのではないでしょうか。営業時代、喫茶店で半日以上マンガ読んでいたとかね。

決定権は上にありますが、鎮静化しつつあるとはいえ、まだまだ新型ウィルスは絶滅しません。テレワーク勤務になる予定の社員だけで、模擬テレワークを始めて、その仕事ぶりをみせてもよいのではないでしょうか。

それでも始めてみれば

サボる人がいると思うので、1時間に1回電話かけるなど義務化される。

これは、非常に非効率です。電話に10分は時間を持って行かれ、1日8時間労働で、約一時間半の無駄な時間を取られてしまいます。一時間半時間があれば、一つの書類作成が終わったりします。

これは、実力行使で、仕事で結果を出して、ものを言える立場になって廃止しましょう。

便利さを覚えた上司がしたこと

オンラインで顔が見られると覚えた上司が、仕事上の用事もないのに、女子社員につなぎ雑談を求める。

これも、セクハラ、パワハラ、モラハラの見本のようなものです。1カ月、いつアクセスしてきたか記録を取りましょう。そして、話がわかる、もっと上司に相談すべきです。

雑談を求めるのは、求めている側がサボっている証拠です。現状は大きく変わらないかもしれませんが、このようなことをしている人の勤務査定は低くなるはずです。

経営陣の問題

サボる社員を監視する仕組みが構築されていないと連呼する、経営陣

経営陣まであがるのは、もともと会社のために何らかの結果を出したか、縁故採用でそこまで成り上がったかです。構築されていないというのは、後者の方でしょう。繰り返しますが、この人たちが現役の時、なにかとサボっていたから、わが身に置き換えて連呼するのです。

逆に、サボらない監視システムの構築を、期日を決めて経営陣に丸投げしてはいかがでしょうか。少なくとも、今年の冬がきて、流行が再燃する前には答えを出してもらいましょう。何も改善しない時は、天職も視野に入れてもいいかもしれません。

マナーかどうか?いろいろな問題

上司や先輩がZOOMを閉じてからという順番でしかパソコンを消すことが出来ない。これは、マナーでもなんでもありません。「私、次の仕事がありますから」と、切って大丈夫です。続けてしまうから、習慣化しているだけで、誰かもおかしいと感じているはずです。

こういう偉い人に限って、無礼講と称した飲み会で、厳しくチェックする人です。こんな人とはオンライン飲み会だとしても、飲みたくないでしょう?

丁重にお断りをしましょう。その際に、「20時は、就業規則にある、時間外です。よくご確認ください」と付け加えましょう。たぶん、やり方がわからないけど、新しもの好きなんでしょうね。

終電までと言う概念が亡くなり、上司がログアウトするまでつないでいなけれならない。

これも、終業時間外のことです。仕事は、ONとOFFをきっちり分けなければ持続できません。ましてやテレワークならばなおさらのことです。昨日先にログアウトしたねと耳にタコができるほど言われても、自分の時間になったら、OFFにしてください。

勤務していた時は、具合が悪いと電話で休めたが、ざテレワークだとそれを証明できなくて言い出せなくなった。それを口に出せる勇気を持ちましょう。これしかありません。ただ、やる気のない時に、この手の嘘を使うと、本当に具合が悪い時にもう休めません。

あなたの体調はあなたしかわかりません。具合の悪い部分が、発熱とかわかることではなく、メンタルの時は、上司にSOSを出してください。テレワークは、意外とストレスがたまります。それを口にすることも、仕事の一つです。

男性って、いくつになっても小学生か!状態のことを言い出しますね。いいじゃないですか、テレビ会議になった時きちんとしていれば。女性は、それでなくても、デスクに座って居ると、夕方には足がむくんでパンパンになります。エアコンで下半身が冷えます。

カメラに映る範囲での自由の行使を求めて良いと思います。テレワーク実現までには、上司が若いころにしてきたことの反復がハードルになりますね。

でもこれからの世の中、会社と言う建物も存在もいらない時代が来ます。上司も部下も、フラットな関係になります。それは希望して始まるものではないにせよ、テレワークを礎を築くのは、あなたです。

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