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WEB面接こそ、次世代を変えて行く人財を集める

新型コロナ緊急事態宣言が発令されて、街で出会う人が数少なくなったように思います。例年ならば、就活、リクルート学生たちが見受けられるころです。ランチを食べた店にも、大きな声で「ありがとうございました」とまるで面接の後のような礼儀正しいお辞儀をしていきます。

なんだかほほえましいなと感じるのです。しかし、今年は、そんな光景も見られるのかどうか、まったくわかりません。

就職活動時期が見えない2020年

話しがそれてしまいました。学校も休業中。9月新学期説も出ていますが、これは、かつて文部科学省で議論されて、施行しなかった経緯があります。9月を新学期にした場合、就職のためのリクルートはいつになるのでしょうか。

入社も、卒業前の4月にするのか、卒業して半年いろんな経験を積ませて、翌年の4月になるのか。社会の年度の始まりさえも変えなければ、学校だけ9月というものではありません。

とりあえず今年に関しては、コロナが終息していないので、会社自体が、いつ面接を行うか全く未定です。リクルート学生による会社訪問も、会社自体も、そして学生自身もお互いの罹患を考えると、行うことのダメージは避けられません。

かといって、新卒(中途採用も同列)を今年度は行わないとすると、定年だけは順々に行われますから、会社の絶対必要社員数が足りなくなってしまいます。

定年があって、新卒が入ってくることによって、会社の新陳代謝になり、新しい発想や新しい開発が行われて、会社の発展があります。

今だから、新しい面接の方法がある

では、現行の面接制度の中で、直接対面以外にどんな面接方法があるか。「WEB面接」です。

これならば、お互いが今いる地点において、パソコンを通して面接ができます~今の学生は、スマホですべてが完了してしまうために、パソコンを持っていない場合もあります。この場合は、在籍する学校がパソコンと面接場所を与えるというシステムがベストかと思われます。

中途採用で、パソコンをお持ちにならない人は、感染しないことを確認して、お持ちの人ののお宅に訪問するか、パソコンのレンタルサービスを利用すれば可能かと思います。

WEB面接のメリット

web面接の第一のメリットは、会社(面接会場)まで足を運ばなくていいことです。交通費がかかりません。今までは、何社か面接あるいは会社訪問するために、自前の交通費を貯えておく必要がありました。

例えば、九州や北海道の人が、東京に本社がある会社に数回行くためには、何十万円かの交通費と宿泊費雑費がかかっていました。そんなにかけても、必ずしも採用されるわけではありません。

特に学閥などのある会社で、面接の準備室に入った瞬間に、自分の学校では到底採用されないことを悟る時があります。こんな場合でも費用はかかるのです。

そのような貯えがない人はどうしていたでしょう。かなりの才能と可能性を持ちながら、交通費も宿泊費もかからない、地元近辺の会社に就職を決めることになります。それはそれで、地方貢献が出来て、地元にとっては人財が流出しないことはいいことかもしれません。

しかし、学生本人の将来性を考えると、必要とされてくれる会社に行くべきではないでしょうか。時に、大卒の時点でまだ「したい研究」がある場合、大学院に進み研究を続け、その成果によって、会社から「うちに来ない?」と面接なしで就職が決まってしまう場合もありますね。本来は、そのような形で入社するのがベストなのではないでしょうか。

会社にとっては、そのように経済的問題距離的問題で、面接に来られなかった人財に、web面接で会うことが出来ます。どこでも就職できればいい、内定が欲しいだけの学生より、新鮮味を感じることが出来るかと思います。

さらに、テレワークの時代です。地元を離れられない何らかの理由があるとするならば、会社のシステムを覚えてもらうための研修期間だけ本社近辺に来てもらう。その後は、地元でテレワーク勤務してもらうことも可能ではないでしょうか。

なによりも今までの人材ではなく「人財」に出会ったわけですから、会社にも大きなメリットがあります。

同じような集団の時代に終わりを告げよう

今までの集団面接は、「ザ・リクルート」で、同じような髪型同じようなリクルートスーツ、同じような「頑張ります」感を出すスニーカーの集団に出会っていたことでしょう。志望動機を聞いても「御社の将来性に魅かれました」ばかり。

みんな同じ。同じでなく異端なものは落とされると危機感があるからです。中には、人と違う学生も来るとは思います。でも、それは奇をてらって、面接を受けるマナーがなっていない場合も多々あります。

こうなってくると、面接担当や役員の多く出ている大学の後輩を選んだ方が、無難ですね。入社して、本当に働いてくれるかは、採用してみないと「ザ・リクルート」の集団からはわからないのですから。

個性が見える面接に

しかし、web面接にすると、必ずしも、リクルートルックではない学生が画面の中にいるかもしれません。勝負は、全体の服装のバランスではなく、上半身に限られるからです。

そして、背景も、それぞれ違うと思います。生活感溢れる自宅から面接を受けた方が、気持ちとしては落ち着きます。多少面接用に片付けていても、意外な場所に意外なものがあって、人間性がでます。

中には、背景に凝った学生も出て来るかと思います。なにぶん、Instagram世代の学生たちなので、どうしたら自分が「映える」かを、知っています。会社に対して失礼にならない範囲で、好感を持ってもらえるように、作り出すと思います。ZOOMの特殊効果的なものもあるかと思います。

自分自身をアピールするために、周囲と同じ状態にするのはやめるのではないかと考えられます。もちろん、慣れてくれば、今のリクルート状態のようにマニュアルは出てくると思います。マニュアルに沿わなければ面接突破できないと考える学生の方が多いです。

だから、「人財」をスカウトするには、マニュアルができ切らない数年のチャンスなのです。

面接者が変われば、会社にとってのメリットが増える

人間性が見えると言うことは、会社にとって重大なメリットです。積極的に見えるけど、背景を見ると、意外と手抜きをしそうな学生の場合もあります。

緊張のあまり言葉数が多くない学生もいるでしょう。でも映し出された本棚の几帳面な並べ方に、几帳面な性格が出る場合もあります。

新卒に限ることはない

チャンスは、新卒ばかりではなく、新卒からある程度の年数も経った学生にも資格を与えます。他社に勤めて、ノウハウを持っている人材は、即戦力になります。

新卒でなければ、就職に有利ではないと、わざわざ単位を落として留年する学生も今の時代多いです。しかし、社会人のイロハを他社に勤務することによって覚えてきてもらう。きちんとした会社や正社員にはなれなくて、アルバイトでその数年を生きてきたとします。それでも、その社会経験は無駄にはなりません。いろんな職業を体験した人財は、営業に向いているかもしれません。

そういった込み入った話ができるのもWEB面接の特徴です。WEB面接を行うことで、会社と面接者、両方がウィンウィンの関係が構築されて行きます。このコロナは、ある意味、働き方や人材の採用の仕方など、今までの閉鎖的な社会を変えることになるかもしれません。

適材適所をスローガンに、会社の未来を変えていく。これが、生き残るコツではないでしょうか。

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