おとりよせ

日本各地に絶品あり!お取り寄せ紹介-徳島県海陽町

どこまでも果てしなく海だ。

徳島空港までは、各地の空港からほぼ1時間程度だ。しかし、高知県に隣接する海陽町まで、JR牟岐線海部行きに乗って、2時間ちょっと。在来線だから、ちょくちょく駅・無人駅に泊る。向かって左側に海だけが延々と続く。

あの海の向こうに鳴門があるのかなと思う。

なぜ、海陽町なのか。なにかとてつもない場所なのか。いいや、正直、大変失礼だが、「海」と「鯖大師」しかない、都会人にとっては、遠くの海辺の街だ。

そして、そこに行くことによって、いわゆる田んぼが果てしなく続くばかりの「田舎」の光景と絶対的に違う、さあ、どこにでも行けると思える太平洋が広がっているのだ。

幼いころ、遠縁の住むこの町に1人で旅したことがある。小学生の身には、海ばっかりは、正直飽きた。

でも、大人になったら違う。海の蒼さに、ワクワクして来るのだ。

お遍路と四国

海南町には、お遍路とちょっと違うお遍路寺がある。四国八十八箇所霊場番外札所、四国別格二十霊場四番札所。お遍路で八十八箇所回って、さらに、この番外札所、四国別格二十霊場を回ると、一〇八で、煩悩の数になる。

テレビで見かけるお遍路さんに対して四国の人が等しく優しいように、別格を回るお遍路さんに、海南町の人はみなやはり優しい街だった。

鯖大師の由来。祖母の姪っ子、だから母のいとこにあたるおばさんは、一人で徳島まで旅に来た私にとても優しく、その四番札所である「八坂寺」、通称:鯖大師本坊をまず案内してくれた。

弘法大師が、この地を訪れた時に、夢を見た。夢の中で、塩鯖を馬に背負わせた馬子が通りかかった。馬子は、そのお坊さんを弘法大師とは知らなかったようだ。大師が鯖を所望した時、口汚く罵った。

たしかに険しい山を馬と共に、鯖を売ろうと歩いてきて、知らないお坊さんにタダで鯖をくれと言われたら…私も、罵らなくても、あげたりはしないだろう。

しかし、坂にさしかかったところで馬が苦しみだした。もちろん動かない。馬子は、今会ったばかりの罵ったお坊さんが、弘法大師ではないかと気が付いて、鯖を差し出して、馬を助けてくれと懇願した。大師は、加持水(祈祷のされた水)を馬に与えた。馬はたちまち元気になった。

弘法大師は、鯖に加持祈祷して、海に放してやった。すると、塩鯖が、活き活きした鯖に生まれ帰って海に帰って行ったそうだ。それを目の当たりにした馬子が、弘法大師の弟子になって、この地で、加持祈祷するようになった。それが、鯖大師本坊だと教えてくれた。

ここに、お願いごとの絵馬を奉納して3年黙っていると、願い事がかなうとも教えてくれた。このお寺には、八十八箇所を一箇所で回ったことになる、お砂踏み霊場もあるし、三十三観音のお砂踏み場もあった。

お山の八十八ヶ所と呼ばれる、二十分お遍路が完了する場所もあった。こうして、おばさんは、祈りながら生きているのだと思った。おばさんの旦那さんが、船に乗らないかと誘ってくれた。けれど、透き通って、子供をさらっていくような海が怖くて断った。その晩は、叔父さんが取ってきた、新鮮な魚のお料理で歓迎された。

おばさんがなくなり、二十年ほど前に、おじさんが年賀状をくれたっきり。今の私ならば、お寺の意味もわかるし、おじさんの船に乗って釣りもしてみたいのだけれど。連絡がつかない。

まださまざまなデータの中にでている。今はないようだ。そんなひと夏の旅の思い出がある海南町は、町村合併で、海陽市にいつの間にかなっていた。

自粛が許されるようになったら、旅に出よう

テレワークしている、家にこもってばかりいる人は、是非、海陽町を訪れて、あのさわやかな海風に吹かれてほしい。夏場ならば、海に入って欲しい。ともすると、仕事と言う塩に固められた鯖が、テレワークと言う仕事ならば、徳島の海に入れは、海で自由に泳ぐ鯖に戻ることが出来るだろう。

釣り船は、おじさんの後進たちが元気に営んでいる。

例えば、「神漁丸」さんの船で、何日か釣りをしながらぼんやりと時間を過ごすのも、滋養になると思う。釣り好きって、意外と短気な人がむく趣味らしい。

毎日釣り上げた魚を、民宿に泊まれば、さばいて食事に出してもらえる。干物にできるものならば、お取り寄せと言うか、自分から自分に宅配すればいい。

鮮度はすぐ落ちてしまうから、煮魚にしてもらったり、焼き魚にしてもらっても宅配できる。

民宿巡りで、人とふれあおう

一つの民宿に留まるのもいいと思うし、毎日あちこちの民宿に泊まることもできる。

魚を持参しなければ、鯖大師の中にある宿泊所に泊ることもできる。そこで歩き遍路と呼ばれるお遍路さんたちとの交流もできる。思い立ったが吉日。翌日から、時間が許す限り、お遍路旅に出てみることもできる。

民宿でお勧めできるところは、ご夫婦二人で営んでいる「民宿 大砂」さんだ。ここには、ネット環境があるので、連泊のテレワークが出来る。

自分が釣りで取ってきた魚もさばいてくれる。さらに御夫婦がそもそも京都でお料理を修業したということで、京流の料亭並みのお料理がでる。きっと海の幸をふんだんに使って、おだしをとるのだろう。

温泉はないので、当然温泉自炊宿はないのだが、「まぜのおかAutoCamping」という広大なキャンプ場がある。ここは、宿泊施設があり、一人でも、大人数でも泊まれる。車で来た場合は、コテージを借りることができるので、自分で魚をさばけるという人には、うってつけかもしれない。

また、コロナ渦が治まったら、会社の部署全員で、長旅を楽しみ、バーベキューに舌鼓をうつこともできる~材料は、ここで調達可能。

町の雰囲気がとても気に入ってしまったらテレワークは場所を選ばない。会議に出るために、徳島空港への道のりを楽しめるというのならば、海陽町では、移住を推進している。

釣りを楽しみながら、お遍路をたまにしながらのテレワークもきっと、楽しい日々になるはずだ。海陽町の「空き家バンク」に登録すると、借りるにしても、買うにしても、町が空き家の仲介をしてくれる。

静かな町で、自然に囲まれながら過ごすのも、また人生であって、やる勇気さえ出せるのならば、本当に良い街だ。二時間ほど汽車に乗るか、自家用車があれば、にぎわいがある徳島市は遠い場所ではない。

人間が人間らしく生きられる。優しい気持ちで暮らすことが出来るならば、選択肢の一つに入れておいていいと思う。

自分へのご褒美にお取り寄せという選択肢

今回のお取り寄せは、あまりに新鮮さを求められる魚類なので、自分にしかできない。自分がお取り寄せされて、現地に行って、チョイスしてほしい。

その他にも、名物「プリン」。阿波尾鶏たまごと和三盆の持ち味を丹念に突き詰めた味わいだ。普通プリンには白砂糖を家庭では使うが、和三盆は、砂糖を寝かせて、角がとれた甘味が持ち味の年季の入った砂糖だ。

まろやかできめ細かい舌触りに、上品な甘さとコク。さらに、常温で食べてもおいしい。ちょっとない「プリン」だ。「山田蓬莱堂」、「ロールカステラ」も「ういろ」もある。ちょっとだけ、海の街のスィーツは不思議な気分がする。

お遍路しながらのテレワークも可能?

今年は、徳島の阿波踊りも中止らしい。ある意味で素の徳島を巡ることが出来る。パソコン一つバックに入れて、徳島に行こう。テレワークしながら、お遍路もできる。お遍路しながらテレワークもできる。だって、弘法大師と同行二人。

あなたは、ひとりぼっちではない。

必要な情報は、海陽町役場に。

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