毎日、暑いですね。空梅雨かと思うと、ゲリラ豪雨並みの雨が降る、不安定な空です。買い物にもなかなか安心して行けませんね。先日、週1の買い物の時に、買い過ぎて、自分の手では持ちきれないので、ワンメーターですがタクシーを頼みました。
待っている間にものすごい豪雨が来て、おまけにいつもより速めにタクシーも到着して、雨の中を本当に数分かけてタクシーに乗りました。おニューのトップスがびしょびしょになりました。が、悲しいことに、ワンメーターで家に着く頃には晴れていました。晴れていても、どっちみちタクシーだったのですけど、こんな雨の仕打ちはないよなと思いました。
こんな時に、家にあったらいいなと思うのが、プチトマトキット。プチトマトプランターでもいいです。毎日1~2個は赤くなるので、冷蔵庫にほとんどなにもなくても、プチトマトでお料理できます。
もちろん、夏の冷蔵庫には、完熟のトマトを常備(買い物に行くたびに7個買い)しておきたいものです。ここに、乾物として「増えるワカメちゃん」なんかストックしておけば、簡単にスープが一つできますから。
トマトワカメスープ

- 大きなトマトなら半分をざく切り。プチトマトなら3個を半分切り。
- ワカメちゃんを一掴み、ボールに浸けて戻す(初心者の場合は、ワカメちゃんは、一番小さな袋を買いましょう。それで5~7回使えます。全部浸すと、台所中ワカメになります)。一口大に切る。
- あれば、玉ねぎ1/4をスライス。
- コンソメを1個と①~③全部鍋に入れて、200mlの水を。
- 一煮立ちさせたら、塩コショウで味を調整して完成。
トマトの酸味が出ておいしいです。トマトは火を入れると味変します。これに、似たようなもっと簡単スープもあります。包丁を使わないところが簡単かも。
トマトともずくのピリ辛スープ
- 鍋に、プチトマト三個。
- 3個パックで売ってるもずく1パック。
- 水150mlとコンソメ(あるいはほんだしの8g1本)入れて、一煮立ち。
- マグカップに入れて、お好みの量のラー油を垂らして出来上がり。
最近、冬になると、トマト鍋もあるでしょう。そういう意味では、味噌汁に、プチトマトを入れてもおいしいのです。さて、なぜ、プチトマトと言うかご存知ですか。種苗メーカーの「渡辺採採場」の偉い人が言ってたんですけど、
「朝に、プチトマトの横を通り過ぎるでしょう。1個とって、口に頬張ると、プチってはじけるでしょ。んだから、プチトマトなの~」。とってもかわいい顔で教えていただきました。真偽のほどはわかりません。
これと同じように、真っ赤なトマトを毎日食べると、医者が青くなるということわざがあります。これ、冬になると、トマトが、りんごになります。秋には短期間「柿」になります。どれも日本人の健康にいいという意味では、正しいのかもしれません。
レタスとトマトのマヨネーズ和え

CMでやっていたので、ご存知の方も多いかと思います。
- フライパンに大さじ1杯ほどのマヨネーズを入れます。
- 千切ったレタスとトマトをソテーします。
- その上に卵を落として、スクランブルエッグ状態にします。
- 塩コショウで味付けして完成。
これは、このまま食べても、トーストの上においてホットサンドにしてもおいしいです。
なんちゃってトマトパテ
- 大きいトマトをざく切りにします。
- 鶏のひき肉をフライパンでポロポロになるまで炒めます。
- そこにトマトを入れて、煮詰めます。
- 仕上げに味噌を大さじ1杯。
これは、パンに塗ってもパテですし、ご飯にかけてもパテです。
万能トマトと野菜の刻み
- トマトをみじん切りにします(あなたの切る限界の大きさでいいです)
- きゅうりを、斜めにスライスして、それを千切りにします。
- セロリを、筋が斜めになるように細切りします。
- ①~③軽く塩で絡めて完成。
- そのまますぐ食べるとサラダ。
翌日以降食べると、漬物になります。
トマトポトフ風

- ベーコンの塊。
- 皮をむいて、芯をとった丸ごとの玉ねぎ2個。
- 芯を切り取った人参。
- これをなるべく大きな鍋に入れて煮立たせます。その晩は、30分くらい煮てください。
- 朝に、足りなくなった水を補給して、20分くらい煮てください。
- 昼にも10分沸騰させて、あとは余熱で処理をします。
- 夜、鍋の中の素材は取ります。コショウはお好みで。
- 丸ごとのトマトを入れて、一煮立ち。
- 取った野菜とベーコンは、切り分けてお皿に並べます。
- トマトだけ入ったポトフを召し上がれ。
プチとまとご飯
- 普通にご飯を研ぎます。水加減は、少なめにしておいてください。
- プチトマトを1/4に切ったもの5個分。
- 鮭一切れを中央に入れて炊きます。
- 炊きあがったら、バターを一欠片入れて、混ぜます。
- ピラフっぽい、ハラコ飯風の炊き込みご飯の出来上がり。
トマトが一番おいしい食べ方は、夕方トマト畑に行って、一日お日様を浴びたトマトをもいで、その場で食べることなんですよ。
最近のレストランとかTVの料理番組では、湯剥きして皮の無いトマトのスライスが出てきますが、皮があるってことは、皮にも栄養素があるってことで、わざわざ剥かないで食べることが一番なのです。
中性脂肪対策スープ

毎日スープ系のお料理はしたくないのよ、に加えて、この頃中性脂肪の診断結果が良くなかった人のために、具だくさんのお味噌汁を、提案します。これに関しては、私が実践して、実際に数値も下がったので、やってみてください。
冷蔵庫に、3日分の汁の入った鍋を入れて置けるスペースをまず確保してください。この時期、常温だと、一晩で腐ってしまいますから。
- 鍋に、きのこ(しめじとかまいたけとか)を千切っていれます。平こんにゃくも千切って、多くの断面が出るようにいれます。高野豆腐の、一番小さく切ったものを一掴み入れます。
- これを普通の味噌汁仕立てにしてもいいし、醤油汁仕立てでもお好みに仕上げます。
- お椀によそって、とろろ昆布やフノリをトッピングします。
これを毎日1杯、3カ月食べます。きのこもたくさん種類がありますし、こんにゃくも糸コンや玉コンにしてもいいです。海藻は、海藻売り場に行けば、乾燥海藻がいろんな種類売っていますので、いろんな組み合わせをすることで飽きることはないです。
高野豆腐は良質のたんぱく質です。それ以外は、ほとんどノンカロリーであり食物繊維であるので、毎日のお腹の運動にいいです。これで、体質を変えて行けます。お試しあれです。
自分で作る農産加工品:南蛮みそ
トマトをプランターで育てたならば、他の野菜も育てることが出来ます。なので、その収穫物を一つご紹介します。
ホームセンターや種苗店に行って、青唐辛子(できたら、「激辛」という種類の唐辛子)を購入して来ます。トマトと同じ土やプランターで栽培することが出来ますし、手入れと言っても、風通しが良くなるように葉っぱを時々間引くことと、毎日の水やりくらいです。
7月下旬になると、シシトウによく似た唐辛子が成ります。これを5~10本とってきて、よく洗ってよく水気をきって、「涼しい部屋で」みじん切りにします。
空き瓶に、板こうじ1枚200g割入れて、その上にみじん切りした唐辛子を入れて、さらに、200mlの醤油を入れます。ふたを閉めて良く振ります。毎日気が付いたら降って3か月でトロトロになります。この段階で食べてもいいですが、1年フリフリしながら寝かせておいて、翌年の夏に、キュウリをディップしてたべるととてもおいしいです。ご飯のお供でもいけます。
5~10本以上は成りますから、何本か作っておいて、3年ほど食べることが出来ます。あまりのおいしさに、お友達にもわけてあげたくなります。これは、食べるだけではなく、豆板醤系同様の調味料にもなりますから、是非作ってみてください。